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建設

グリーンサイト〜建設サイト〜とは?【カンタンに説明】

こんにちわ

とある建設会社でグリーンサイトのチェックを行っております。

グリーンサイトとは

施工体制台帳や労務安全書類(作業員名簿等)を電子化したものです。

グリーンサイトに加入してない方もまだ多いです。

そこで

・グリーンサイト登録検討中
・登録を悩んでいる

という方向けに記事を書いてみました。

ちなみにこのグリーンサイトは2001年からサービスが開始され、2015年頃から登録企業数が爆増し80,000社を超えているようです。

 

結論、少々費用はかかりますが加入したほうがいいです。

 

紙で提出していた頃は
元請けの書式に合わせて作成して、印刷して、ハンコ押して、綴じて提出する。
これだけでも実際はかなりの手間でした。

しかしグリーンファイルなら
一度登録しておけば年齢などは自動更新されるし、印刷もハンコも不要です。
インターネット上で提出可能なので、慣れてしまえば提出まで30分もかからないでしょう。

※事務作業の代行もあるので苦手な方は代行もあり

それでは、よく受ける質問や費用について説明します。
(目次すごい長いけど中身の文章は短いですよ!)

グリーンサイト:https://www.gs.kensetsu-site.com/

どんなことができるの?

企業情報の登録

具体的な内容は以下の通り

基本情報

企業名や住所、代表者名といった基本的な事項

各種許認可

建設業許可、警備業許可やその他許認可情報の登録

労災上乗せ保険の登録

労災保険が適用された場合に支払われる保険のことです。

社会保険情報

健康保険、年金、雇用保険の加入状況を登録し証明する書類を登録します。

元請会社との基本取契約書の登録

オーナー企業登録している取引先との基本契約書を登録します。

建設キャリアアップシステム情報

建キャリの事業者IDとパスワードを登録し連携させます。

従業員情報の登録

基本情報

名前や住所、血液型や連絡先など。経験年数やブランク期間なんかも登録できます。

緊急連絡先

万が一の際の連絡先。親や配偶者、子などの住所・連絡先を登録します。

建設キャリアアップシステム情報

技能者IDを登録します。

雇用情報

雇い入れた日や雇用関係にあることを証明する書類を登録します。

社会保険情報

雇用保険、健康保険及びその組合、年金の各種加入状況登録と加入を証明する書類の登録をします。

退職金共済

働いた日数に応じた退職金が建設業退職金共済事業本部から支払われる制度があり、該当する共済手帳を所持しているか登録できます。

労災保険情報(特別加入制度)

雇用形態が事業主であれば特別加入は必須です。
それを証明する書類の登録が必要です。

健康診断

1年ごとの健康診断結果を登録できます。受診日と血圧は必須登録です。

特殊健康診断

じん肺健康診断
有機溶剤健康診断
鉛健康診断
電離放射線健康診断
特定化学物質健康診断
高気圧業務健康診断
四アルキル鉛健康診断
振動健康診断
石綿健康診断
除染等電離放射線健康診断
歯科特殊検診(歯牙酸蝕症検診)

クソ真面目につらつら書きましたが、書くのも疲れるくらいあります。笑

該当箇所は忘れず登録しましよう。

資格

特別教育、技能講習、免許、安全衛生教育や実務経験などを登録します。

クレーン・車両の登録

ここではクレーンやバックホー、ユニック、ローラーやフィニッシャーが登録できます。

型式・機械名や任意保険、運転者(正)(副)などの登録を行います。

代行企業管理

ここでは下請けさんの代わりに代行して登録することができます。
一人親方の方なんかはよく代行登録されている印象です。

紙じゃダメなの?

労務安全書類は紙でもOKです、だって結局中身は一緒ですもん。
それに昔は紙でした。しかし紙面提出のメリットは少ないです。

紙のメリット

・パソコン苦手でも出せる、用紙があれば手書きでもOK!

紙のデメリット

・A4、A3用紙が必要
・紙の無駄
・ハンコが必要
・郵送もしくは元請けに持ち込まなきゃ

ちなみに…
下請けがグリーンサイトに加入してないと下請け分は紙で出すしかありません。

パソコン業務が苦手!できない!
という2次・3次を抱えている方は代行登録をされています。
下請け分だけ紙で出すのも手間ですからね。

加入費用は?

実際費用が一番気になりますよね。
以下公式からスクショです。

グリーンサイト料金

1社(1ID)あたり ¥4,800/年(税抜)

初回のみ設定料金で別で1万円となりますが、月400円ですから、印刷したりする手間を考えればかなり安く感じます。

まとめ

僕個人としては加入を強くオススメします。
下請けがまだ未加入で紙面で提出しているようであれば代行登録もできるので行動してみましょう。

戸建て住宅のみでハウスメーカーやゼネコンとは付き合いなし、であれば加入しても使う頻度は少ないので不要かもしれません。

ただし、グリーンサイトに加入していると仕事の幅も広がると思います。
そういった意味でも加入をお勧めします。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

以上、カンタン説明でした。

おしまい